泣かない子供 

泣かない子供 (角川文庫)

ねえ、ラルフ。
「不倫」ってもしかしたらそういうものなのかもしれないと思うのです。
本人にとってそれは悪いことでも悲しいことでもないのだけれど、
理屈のバリアをはずしてふと外側から眺めたら、わけもわからず一ぺんに涙にくれてしまう場所に、それはやっぱりあるんじゃないかなって。

一瞬の中にたくさんおしよせすぎて溢れるみたいな幸福、前後から切りはなされた、まるでそこだけ抽出して純化されたみたいに刹那的なあの幸福。
  「ラルフへ」より。

「ラルフへ」は不倫がテーマの愛についての考え。
甘いものって恐い。

エッセイってさっぱり読めますね。
特に感情を込めることなく淡々と。
ことばがきれいなだけに心地よい文章でした。
[2008/01/23 01:05] エッセイ・自叙伝 | TB(0) | CM(0)

ホームレス中学生 

ホームレス中学生


なぜだかお父さんが買ってきました。

そして小一時間で読みました。

一応福祉とか学んできたので生活保護とか児相のとこに目がいった。
そして何よりスピリチュアル!!!

お母さんの死を受け入れるまでは
生きがいをなくしたり無気力になったりする田村。

それでも周囲のひと、出会いが素晴らしくて
彼の価値もガラッと変わる。

「お母さんが僕に望むこと、会えなくなってしまった今からでもできる親孝行―それはきっと生きること、僕達兄姉が楽しく笑って生きること。」

これ、まさにスピリチュアル!

中学生なのにたったひとりでホームレス。
まきふん公園で生活したって、ダンボールを食べたって、
ちゃんと生きてけるってこと。

ものが溢れまくってるこの時代だからこそ
読んで色々と考えさせられたのでありますrainbow

がんばれ田村!超新星のときから見ていたのだよ!


[2007/10/29 23:17] エッセイ・自叙伝 | TB(0) | CM(0)